VPNを使い始める前に、アカウント、サブスクリプションリンク、クライアントの役割を整理しましょう。アカウントでプランを管理し、サブスクリプションリンクからクライアントへ接続設定を取り込みます。どの通信を国際回線に通すかは、クライアントが判断します。準備から接続、料金、トラブル対応まで、よくある10の質問に沿って解説します。「接続済み」と表示されても、すべてのアプリの通信がプロキシ経由とは限りません。
アカウントを作成したのに、クライアントの設定が必要なのはなぜ?
アカウントはサービスを管理するためのもので、端末の通信経路を自動で変えるものではありません。設定の取り込みや接続先への接続、通信の振り分けはクライアントが行います。ブラウザーで管理画面を開けても、端末内のほかのアプリが国際回線を使っているとは限りません。
VPNTUではメールアドレス不要で、ユーザー名とパスワードを使ってアカウントを作成できます。クライアントとサブスクリプションは、ログイン後に管理画面から取得してください。設定手順は使い方ガイドをご覧ください。配布元が不明なダウンロードページから、同じ名前のアプリをインストールしないでください。設定のために、端末のセキュリティ機能をすべて無効にするのも避けましょう。
一般に「VPN」と呼ばれるものと、サブスクリプション型のプロキシサービスは、必ずしも同じではありません。OSのVPN接続は通信の転送に利用できます。一方、プロキシクライアントが処理するのは、システムプロキシ設定に従うアプリの通信だけの場合があります。どこまで通信を振り分けるかは、サービス名ではなく、システムプロキシ、アプリ内プロキシ、仮想ネットワークインターフェースのいずれを使うかで確認しましょう。
サブスクリプションリンクの取り込み方は?人に送って設定を頼んでもいい?
サブスクリプションリンクは、通常、複数の接続先と関連設定を取得するためのもので、一般公開用のウェブページではありません。リンクにアカウントへのアクセストークンが含まれている場合、入手した人が接続設定を確認したり、アカウントの通信量を使ったりする可能性があります。パスワードが直接含まれていなくても、認証情報として慎重に扱いましょう。
- 管理画面にログインし、ダウンロードまたはサブスクリプションの項目から、利用中のOSに合ったクライアントと設定形式を選びます。
- 該当するサブスクリプションリンクをコピーし、クライアントのサブスクリプション管理画面から追加します。管理画面のワンクリック取り込みを使う場合は、想定したアプリが起動することを確認してください。
- サブスクリプションを更新し、接続先の一覧が表示されたことを確認してから、接続先を選んで接続します。
- 実際に使いたいウェブサイトを開きながら、クライアントの接続ログも確認し、通信に適用されたルールと接続先を確認します。
問い合わせ時は、エラーメッセージ、OS名、クライアントのバージョンを伝えれば十分です。スクリーンショットを送る前に、サブスクリプションリンク、トークン、アカウント情報を隠してください。リンクを公開してしまった場合は、管理画面で利用できる機能を使うか、サポートに連絡して認証情報の変更を相談しましょう。
取り込みに失敗したら、まずリンクを最後までコピーできているか、形式がクライアントに対応しているかを確認します。Shadowsocks、VMess、Trojan、VLESS、Hysteria2、TUICはそれぞれ異なるプロキシプロトコルで、クライアントによって対応状況が異なります。この一覧はVPNTUが各プロトコルに対応していることを示すものではありません。管理画面に表示される設定を確認してください。プロトコル名だけを書き換えて、別のプロトコルとして取り込むことはできません。
パソコンやほかの端末でも同時に使えますか?
VPNTUは利用端末数に制限がなく、各端末で設定して利用できます。ただし、端末数が無制限でも、端末ごとに通信量が割り当てられるわけではなく、自宅の回線速度が無制限になるわけでもありません。同じアカウントの利用はプラン全体の通信量に含まれます。また、家庭内の回線帯域は、複数端末でのダウンロード、動画再生、同期などで共有されます。
WindowsとmacOSのクライアントでは、ソフトウェアや権限に応じて、システムプロキシモードや仮想ネットワークインターフェースモードを利用できる場合があります。AndroidとiOSでは、通常、OSのVPN機能を使って通信を処理しますが、バックグラウンドでの動作、アプリごとの振り分け、設定への対応状況には違いがあります。Linuxでは対応するクライアントまたはコアプログラムを使います。ほかのOSの画面操作をそのまま当てはめないでください。
端末ごとに、サブスクリプションの更新状況、選択中の接続先、通信の振り分けモードを確認しましょう。パソコンではアクセスできるのに別の端末ではできない場合、回線全体の障害と判断する前に、まずこれらを比べてください。アカウントを共有すると認証情報が漏れるリスクも広がります。利用端末数に制限がないからといって、サブスクリプションリンクを公開してよいわけではありません。
通信量の仕組みは?月額プランとデータパックの違いは?
通信量は、接続時間ではなく、送受信したデータの累計です。接続したままにする場合と動画を再生し続ける場合では、消費量が異なります。ダウンロード、アップロード、クラウド同期、アプリのバックグラウンド更新でも通信量が発生します。実際の使用量は管理画面の計測値を確認してください。ダウンロードするファイルの容量が、そのまま請求上の通信量になるとは限りません。
| プラン | 料金・通信量 | 通信量の有効期間 | 選び方 |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | ¥9.9/月 · 60GB ¥18/月 · 250GB ¥28/月 · 500GB |
利用開始日を基準に毎月リセット | 日常的に利用し、月ごとの通信量を見積もれる方 |
| データパック | ¥158 · 300GB ¥358 · 1000GB ¥658 · 3000GB |
有効期限なし。通信量を使い切るまで利用可能 | 利用頻度が不定期で、残量に合わせて使いたい方 |
通信量は利用開始日を基準にリセットされ、毎月1日に一律でリセットされるわけではありません。使い切らなかった通信量が翌月に繰り越されるとは限らないため、ご注意ください。途中でプランを変更する場合、差額は残りの日数に応じて計算されます。変更前に、管理画面に表示される変更内容をご確認ください。プランの詳細はプランページをご覧ください。
速度が遅いのは、速度制限がかかっているから?
ページの読み込みが遅いだけでは、速度制限がかかっているとは判断できません。速度は、利用中の回線、Wi-Fiの電波状況、国際経路の混雑、接続先の状況、ウェブサイトの応答速度など、複数の要因に左右されます。遅延は通信の往復にかかる時間、スループットは継続的なデータ転送能力を表します。遅延が小さくても、大容量ファイルのダウンロードが速いとは限りません。
このページには、プランごとに固定の速度上限があるかどうかを示す情報はありません。そのため、速度制限がないと保証することも、速度の変動をすべてサービスのせいにすることもできません。切り分ける際は、まずほかの端末で大容量の通信を行うタスクを一時停止し、同じ回線、同じウェブサイトで接続先を比較してください。一度に変更する条件を一つにすると、結果を判断しやすくなります。
夜間に動画が止まったり接続が途切れたりする場合は、実際に使う時間帯に、動画の再生や長時間接続の安定性を確認しましょう。日中に一度だけ速度を測って判断するのは避けてください。接続先を変えて同じサイトの表示が改善するなら、経路の違いが影響している可能性があります。国内サイトも遅い場合は、まず利用中の回線を確認しましょう。
IEPL、中継、直結はどう選ぶ?
直結は通常、クライアントから海外の接続先へ直接接続する方式を指します。中継では途中に転送経路が加わります。IEPL専用線は、一般的な公衆インターネット経由の転送とは異なる専用の伝送経路を使う方式です。これらの名称だけで実際の速度が決まるわけではなく、利用中の回線や接続先の影響も受けます。
夜間の混雑時は、日本IEPLや香港IEPLなどの回線で、速度や安定性を比べてみましょう。日常的な閲覧では、シンガポール中継とも比較できます。特定の地域からのアクセスが必要なサイトでは、米国IEPL、英国直結、カナダ直結など、条件に合う回線を選びます。実際に選べる回線は管理画面で確認してください。回線名だけで、サイトがその接続先からのアクセスを受け入れるとは限りません。
VPNTUは110+か国、180+回線を提供しています。選択肢の広さを示すものであり、すべての地域が用途に適しているわけではありません。AIツールを使う場合は、接続先の地域、アカウントの利用条件、プラットフォームのルールを確認してください。ストリーミングでは、接続後に視聴できる作品や再生状態を確かめましょう。用途別の説明はAI特集とストリーミングページをご覧ください。
ルールモードとグローバルモードの違いは?
ルールモードでは、ドメイン、IPアドレス、アプリなどの条件に応じて、直接接続、プロキシ経由、または接続拒否を選びます。国内サービスと海外サイトを分けて利用したい場合に便利です。グローバルモードでは通常、クライアントが処理する通信を、選択したプロキシ経由にします。ただし、システムプロキシに従わないアプリなどは対象外となり、別の経路で通信する場合があります。
仮想ネットワークインターフェースモードでは、より広い範囲の通信を処理できる場合があります。ただし、実際の動作はルーティング、DNS設定、ソフトウェアの実装によって異なります。初めて使う場合は、対応する標準設定を利用しましょう。特定のサイトで問題が起きたときは、どのルールが適用されたかを確認してください。ルール、DNS、接続先を同時に変更すると、原因を特定しにくくなります。
- ✅ 国内サービスに接続できないときは、誤って国際回線に振り分けられていないか確認しましょう。
- ✅ 海外サイトに接続できないときは、該当ドメインが誤って直接接続のルールに当たっていないか確認しましょう。
- ✅ アプリがシステムプロキシを使わない場合は、クライアントに適切な通信の取り込み方式があるか確認しましょう。
- ❌ 「グローバル」を、すべてのアプリやDNSリクエストが自動的に保護されるという意味に捉えないでください。
常時接続は必要?切断するとどうなる?
アカウントを有効な状態に保つためだけに、常時接続する必要はありません。海外サイトへのアクセス、対象アプリの利用、公衆Wi-Fiで保護したい通信を行うときなど、用途に合わせて接続できます。国内サービスだけを使う場合は、通信の振り分け設定や使い勝手に応じて接続するか決めましょう。
切断すると、プロキシ経由だった通信は直接接続に戻る場合があります。一方、プロキシ設定が残ってインターネットに接続できなくなることもあり、クライアントの終了方法によって異なります。まずアプリ内で切断してから終了してください。終了後にネットワークの問題が起きたら、システムプロキシの接続先が停止済みのローカルサービスのままになっていないか確認しましょう。
進行中のダウンロード、オンライン会議、AIとの会話は、接続先が変わると中断する場合があります。接続先の切り替えやクライアントの終了は、作業の合間に行いましょう。ネットワークを切り替えたときや端末がスリープから復帰したときも、接続状態を改めて確認してください。以前表示されていたアイコンだけで判断しないようにしましょう。
接続後も、プライバシー保護にはどのような限界がありますか?
暗号化接続で保護できるのは、対象となる経路上の通信です。ウェブサイト自体の本人確認に代わるものではなく、利用者が自ら入力した情報を守るものでもありません。VPNTUの主な訴求は量子暗号ですが、この表現だけで、すべてのアプリの通信が処理されるとは限りません。クライアントの設定、HTTPS、認証情報の管理も確認してください。
DNS漏えいとは、ドメイン名の問い合わせが想定した経路を通らずに送信される状態です。たとえば、ウェブページへの通信はプロキシ経由でも、名前解決は利用中のネットワークのDNSサーバーに送られる場合があります。DNS漏えいの有無は、クライアントのDNS方針、OSの設定、ブラウザーの暗号化DNS設定を踏まえて判断してください。ウェブサイトに表示される接続元のアドレスだけでは分かりません。
公衆Wi-Fiを使う場合も、接続先のネットワークが信頼できるものか確認し、証明書の警告に注意してください。見知らぬログイン画面にアカウント情報を入力するのは避けましょう。「ログを保存しない」「閲覧内容を記録しない」といった表現は、サービスのプライバシーポリシーに関する説明です。詳細なポリシーを確認し、ウェブサイト、ブラウザー、端末にも記録が残らないと解釈しないでください。
証明書エラーが表示されても、証明書の検証を無効にして対処するのは避けてください。まず端末の日時、接続先のアドレス、ネットワーク環境を確認してから、サポートにお問い合わせください。
接続済みなのにウェブサイトが開けないときは?
「接続済み」は、端末内のプロキシが起動したことや、接続手順の一部が完了したことを示しているだけの場合があります。接続先のウェブサイトを開けるとは限りません。以下の順に確認すると、アプリを何度も再インストールして設定が混乱するのを防げます。
- アカウントを確認。プランの状態、通信量の残り、管理画面の表示を確認し、サブスクリプションが正常に更新されたか確かめます。
- 通信の取り込みを確認。システムプロキシまたは仮想ネットワークインターフェースが有効か確認し、競合するほかのプロキシアプリを終了します。
- 接続先を確認。複数のサイトで動作を比べます。特定のサイトだけ開けない場合は、地域の条件、アカウントの権限、サイト側の状況を確認してください。
- 経路を確認。同じ地域の別の回線に切り替えて結果を比べてから、用途に合わせてほかの地域も試します。短時間に接続先を何度も変えると、追加のアカウント確認が求められる場合があります。
- 名前解決を確認。接続ログでDNSやルールのエラーを確認します。元の設定を保存してから、ガイドに沿って変更してください。
- 問い合わせる。ヘルプセンターで該当する案内を確認してください。解決しない場合は、個人情報を伏せたエラー情報をサポート窓口にお送りください。
クライアントが接続できても、サイトに「お住まいの地域では利用できません」などと表示される場合、クライアントの再インストールでは解決しないことがあります。プラットフォームの提供地域やアカウントの利用条件を確認してください。VPNTUには60日間の無条件返金保証があります。プランを選ぶ前に、用途に合っているか確認しましょう。